Sunday, May 17, 2009

4月28日:マドリッド⇒ロンダ

昨日アトーチャ駅構内のキオスクで買ったサンドイッチをホテルの部屋で食べて、タクシーでアトーチャ駅へ。
8時40分発のRENFE ALTARIA09366でRondaに向かった。電車はガラガラ。
途中で電車の故障か何かが発生したのか、停止して動かない。しばらくして列車をメンテナンスする設備に列車を移動させたので、普段は見られない設備を目の当たりにする事ができた。
この騒動の中、隣の列に座ってコルドバで降りていった身なりの良い紳士の座席に財布がポツンと残されていることに気づいた。中を見てみるとその紳士の写真入り運転免許証やクレジットカードが入っていた。列車停止騒動で往ったり来たりしていたセキュリティの人に超カタコトのスペイン語で届け出ておいた。

ロンダ駅には1時間近く遅れて到着した。ホテルへの道順がさっぱり分からないし、聞ける所もない。仕方ないのでホテルに電話してみると、とある公園の目の前だと言うが、駅にある地図やガイドブックの地図にはその公園が記載されていないので途方に暮れてしまった。観光名物の橋のある通りと同じだという情報を引き出してやっと駅からホテルへ向かって歩を進めることが出来た。地図を見ながら進み、少し間違えたりしながらホテルに到着。下はホテルの写真。ホテル・ロイヤル。一泊30ユーロの安宿だが、ここのスタッフの人は皆気さくでとても感じが良かったし、部屋に関しては冷蔵庫は付いてなかったがベッドとバスルームに関しては十分満足出来るレベルだ。RENFE駅までは道順が分かってしまえば徒歩10分程度。名物の橋までは徒歩5分という抜群の地の利。目の前は展望の良い公園だしお勧めだ。



お腹が空いていたので荷物を降ろし、貴重品をホテルの金庫に入れてもらってすぐにお昼を食べに行った。どこが美味しいのかよく分からなかったのでとりあえず人で賑わっていた下の写真のBARに入った。



頼んだのはお昼の定食になっていたシーフードサラダ10ユーロ。

すごいエビの量だった。ザリガニは無くても良かったのでは・・・。下はBARのカウンター。


食後、観光情報局を訪れ、地図や周辺の村へのバスの情報を入手。RONDA-SETENIL間のバス時刻表は以下の通り。(2009年4月28日時点) バス会社はSierra de Las Nieves。バスのチケットは運転手から乗車時に購入する。

Ronda->Setenil
月-金:8:45, 11:50, 13:30, 16:30, 18:00
土:8:45, 13:30, 16:30
日:運行なし

Setenil->Ronda
月-金:7:15, 9:30, 12:45, 14:15, 18:45
土:7:15, 9:30, 14:15
日:運行なし


観光をしてからスーパーに買出し。私は旅先でスーパーをかなり活用する。この日の夕食はスーパーでワイン、パン、チーズを買って済ますことにした。明日はセテニルでも行こう。

Saturday, May 16, 2009

4月27日:クエンカ

30分ほど遅れて電車はCuencaに到着した。RENFEはなかなか乗り心地が良い。下はクエンカ駅。

駅から旧市街へ向かう途中に観光情報局があった。局といっても電話ボックスよりちょっと大きな建物の中に人が一人入っているだけで、キオスクみたいな規模だ。ここのお兄さんに地図をもらい、オススメルートを書いてもらって安心して旧市街へ。ここでは英語が通じた。旧市街を崖の向かいから眺めるのだが、なかなかの景観だ。
写真を撮った後、「宙づりの家」で昼食。スペインでは昼食の提供開始が13時、13時半くらいからなのでお昼を食べる時間が結構遅くなってしまう。もちろんカフェやバルで13時前に軽食を取ることは可能だ。お店の人は皆とても感じがいい。英語が話せる人も居た。下は宙づりの家。


下はレストランのメニュー。頼んだのは35ユーロのコース。


出てきたものを掲載します。






こいつが結構油っぽくてずっしり来た。



結構ボリュームがあってお腹いっぱいになってしまった。この日はずっとお腹が空かず、夕食は何も食べなかった。

一通り旧市街を回って駅に戻る途中で遠回りをしてしまい、16時台の電車に乗り遅れそうになったので走った。これを逃すと次は19時台になってしまうので。

帰りの駅で電車を待っているときに老夫婦のグループで旅行している85歳の日本人男性に捕まり、帰りの電車の道中ずっと話し相手をさせられてしまった。。。

Friday, May 15, 2009

4月27日:アトーチャからクエンカへ向かう

この日は朝8時50分マドリッド・アトーチャ駅発の電車でクエンカ(Cuenca)へ日帰りで観光に向かうために早めにタクシーで駅に向かった。
タクシーの運転手はきさくな人で、英語が少しだけ話せた。旅行を終わってみれば、スペイン、ポルトガルでこれだけ英語が話せた人は他に居なかった。
アトーチャではまずクエンカ行きの切符、翌日のロンダ(Ronda)行きの切符、後日に彼女と乗るマドリッド発リスボン着の夜行列車の1等切符をクレジットカードで購入した。RENFEの中長距離列車用切符売り場の人は英語がちょびっとだけしかできなかったのでスペイン語とプリントアウトして持ってきた時刻表、日程、人数は紙に書いて意思疎通。
後日のために気になっていた駅のコインロッカーについて様子を見に行く。私が切符を購入した窓口のある通路の一番奥に位置していた。コインロッカーは大きな部屋の中にあり、X線検査と警備の人に守られていた。下の写真は入り口の様子。


とりあえず営業時間や値段などをDP1で撮影して記録しておく。(下の写真)
基本的には電車が発車する間は営業しているようだ。一安心してクエンカ行き列車の方へ。
アトーチャ駅ではどの列車がどのプラットホームから発車するかという情報を発車10分前くらいに電光掲示板に表示している。下の写真は電光掲示板で何番線かの情報を待つ乗客達。

ここでしばらく待って自分のプラットホームへ向かう。面白いのはプラットホーム毎に改札があって、二人の職員が切符の確認をしていること。これは欧州では珍しい。改札を通ると階下で電車が待っていた。

Wednesday, May 13, 2009

4月26日:マドリッド到着

真夜中にマドリッドに着きました。
空港内の公衆電話でクレジットカードを使ってホテルへ迎えのシャトルを依頼しようとしましたが、コインしか受け付けないようだ。まだ空いてるカフェテリアで水を購入してユーロ札を崩し、ホテルへ電話。空港の出口を出てHotel Bus Stopというホテルの送迎専用の待機エリアで20分ほど待つとホテルの名前の入ったバンが着た。車内で直立できる背の高いバンだ。10分ほどでホテルへ。
受付は愛想が悪く、無礼な感じのオッサン。英語は少ししか通じず、すぐにスペイン語になる。
クレジットカードの番号が書かれた紙に「Price」が空欄になったまま書名をするように言われたので少しモメて、Price欄に打ち消し線を入れてサインすることで落ち着いた。部屋は広く、新しくて綺麗で快適。大きなバスタブにお湯を張って汗がじっとり出るまで半身浴をして長い飛行機の旅の疲れを癒した。もうすぐ2時だ。早く寝て明日はクエンカに行こう。

Tuesday, May 12, 2009

ゴールデンウィークにスペインとポルトガルへ

ゴールデンウィークは航空券高いし、海外行っても日本人観光客多そうだし、今年のGWは休みを繋げやすいとはいえ何倍もお金出してまで海外旅行に行かなくてもいいかな~と思っていたのですが、一緒に仕事をしているプロジェクトリーダーに
「せっかくなんだから有休で飛び石埋めて行けるときに行ってきなよ」

と言われ、

「そうっすか?じゃあ行き先探してみます・・・」(私)

ということで航空券を探してみたら意外と値段が低いものもあった。行きたかったNZは23万円、メキシコは35万円(豚インフルで大問題になったので行かなくて良かった)で高かったので諦めたが、バンコクは4万円台後半、トレッキングをしてみたいネパールも6万円くらいだった。残念ながらネパールは雨期に突入する直前でトレッキングの時期としては良くなかったので見送った。一方ヨーロッパへ目を向けてみると、未だ行ったことのないスペインは往復14万円。これは9月に行くより安い!更に調べてみるとマドリッド着、リスボン発のロンドン経由の航空券も14万円!買った!ということでGWは海外旅行に行くことに2ヶ月ちょい前に決めた。

旅行の話を彼女にしてみたら彼女も乗り気になり、二人して航空券を予約。GWはスペイン、ポルトガルを一緒に旅することになった。

航空券は今回は楽天トラベルで購入したのだが、後日燃油サーチャージが撤廃されたから、といって4万円返金されてきた。なので航空券は税込みで10万円ちょい。これはお買い得だ。あと少し購入時期が早かったら返金が無いところだったので助かった。

今回の旅行は訪問先、宿泊先全て事前に自分で計画を立て、インターネットで宿を予約し、電車、バスの移動計画も時刻表を印刷して調べておいた。スペインは強盗で有名だったので荷物を全て持って宿を探し歩く事はしないよういくつかの日本語のWebページで推奨されていたからだ。10年前、ヨーロッパを旅行していた時はなかなかそこまでインターネットで調べて手配しておくことは出来なかったので、便利になったものだなぁと改めて実感すると同時に、宿を事前に決めないぶらり旅が妙に懐かしくなった。宿の予約は楽天トラベルとBooking.comとホテルのホームページから直接の3つのチャネルを活用した。いずれも空室状況がすぐにわかるので便利だった。空室問い合わせに何日か取られたりしているとあっという間に時間が経過してしまうので。