マッキンゼー

システムエンジニアへの就職が流行った１０年前と変わり、今はコンサルティング業界が大人気なようだ。特に戦略系といわれる会社は花形なようだ。その流れに便乗してか、最近「マッキンゼー出身」の肩書きを売りにして出版、講演などしている輩が非常に増えて来たと思いませんか。本を見ても「マッキンゼー時代に〜〜」など「マッキンゼー」という単語がくどいほど出てくるのに他に勤めていた企業に関しては匿名に留めている人が多いのが特徴的だ。中には１年しか在籍していなかったのにそれを売りにしている人も居るから困る。
コンサルティング業界というのは激務な割には給料がずば抜けて良いわけではないし、SIerに勤めるシステムエンジニアと同じく顧客企業にサービスするサービス業であることには変わりはない。戦略系はまだ大丈夫だろうが、IT系のコンサルはSEと同じように待遇／人気ともに下降線を辿るのだろうというのが私の予想。動向を観察したい。